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【コラム】小規模事業者持続化補助金って?⑩

今回は、「卒業枠」について説明します。

卒業枠は、補助事業の終了時点において、常時使用する従業員の数を増やし、小規模事業者の従業員数を超えて規模を拡大することで補助上限額が通常枠の50万円から200万円に増加します。

この要件を満たさない場合は、補助金の交付が行われないので、注意が必要です。

例えば…

イメージとしては上図のようになります(図はあくまでもイメージであり、かなり極端なものです)。

実際の「小規模事業者として定義された従業員数を超える」人数は以下の通りです。

業種 業種常時使用する従業員数
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 6人以上
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 21人以上
製造業その他 21人以上

ここで注意していただきたいのは、卒業枠で採択、事業の実施を行った事業者は、今後、持続化補助金の申請ができなくなる点です。

※小規模事業者でなくなるため、申請資格がなくなってしまう

事業所にとって小規模事業者でいた方がよいのか、小規模事業者から卒業する方がよいのか、お悩みでしたら商工会(027-371-2150)までご相談ください。

商工会は、補助金の申請についてだけでなく、事業者の皆様の相談などを受ける場所でもあります。

「こんなことで電話していいのかな?」など気にせず、是非お気軽にお電話ください。

(㊥)

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